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プレイバック2025 ── 今年の「みちびき」を振り返る

2025年12月26日

今年も例年と同様に、一年の最後にみちびきウェブサイトの掲載記事を見直して、みちびきと衛星測位に関する2025年の動きを振り返ります。

1）みちびき6号機が2025年2月に打上げ
2）みちびき5号機が2025年12月に打上げ
3）みちびきを利用した実証事業
4）講演会やイベントでの情報発信を強化

▽みちびき6号機が2025年2月に打上げ

準天頂衛星システム「みちびき6号機」の打上げについて【内閣府特命担当大臣（宇宙政策）談話】

── 本日、H3ロケット5号機により「みちびき6号機」が打ち上げられました。今回の「みちびき6号機」は、我が国の準天頂衛星システムの一部として、現在運用中の4機と合わせ、国内外に正しい位置・時刻の情報を提供していきます。

みちびき6号機が静止軌道に入りました

── 準天頂衛星システム「みちびき6号機」は、2月2日の打上げ後に行ってきた、軌道変換のために4回のアポジ（遠地点）にて増速を行うためのエンジン噴射の操作を経て、静止化を行い、2月13日に運用静止位置に投入したことを確認しました。

みちびき6号機のサービス開始について

── 2025年2月に打ち上げた準天頂衛星システム「みちびき6号機」が、7月18日より衛星測位サービスとサービスを開始することになりましたのでお知らせいたします。

「衛星測位に関する取組方針2025」の策定について

── 2025年2月のみちびき6号機打上げ成功、3号機後継機及び8号機の開発着手などの動き、これまでの運用状況や利活用拡大の進展を踏まえ、改めてサービスの在り方・推進体制について最新の内容に見直し、「衛星測位に関する取組方針2025」を策定しました。

▽みちびき5号機が2025年12月に打上げ

H3ロケット8号機の打上げ失敗及び準天頂衛星システム「みちびき5号機」の喪失について［内閣府特命担当大臣（宇宙政策）談話］

── H3ロケット8号機の打上げについて、打上げ実施責任者であるJAXAから、「みちびき5号機」は喪失したと考えられること、また、ロケット2段については再突入済と推定され、第三者被害は確認されていない旨の報告を受けました。
内閣府特命担当大臣（宇宙政策）として、我が国の基幹ロケットであるH3ロケット8号機の打上げの失敗及び「みちびき5号機」の喪失を重く受け止めるとともに、文部科学省やJAXAなどの関係機関と連携し、宇宙開発に対する信頼をより高められるよう、全力で取り組んでまいります。