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宇宙開発戦略本部が「宇宙基本計画工程表(令和4年度改訂)」を決定

2023年02月01日

2022年12月23日に開催された第27回宇宙開発戦略本部で「宇宙基本計画工程表(令和4年度改訂)」が決定しました。宇宙基本計画の工程表は毎年、政策項目ごとの進捗状況を宇宙政策委員会で検証し、宇宙開発戦略本部において改訂されています。今年度の改訂に向けては、2022年5月に開催された第26回会合で「宇宙基本計画工程表改訂に向けた重点事項」が示されていました。

工程表

出典:宇宙基本計画工程表(令和4年12月23日 宇宙開発戦略本部決定)

みちびき5~7号機を順次打ち上げ

今回決定された工程表では、現在行われている4機体制によるサービス提供を着実に実施することに加え、「7機体制構築に向け、H3ロケットの開発状況を踏まえて、2023年度から2024年度にかけて順次準天頂衛星を打上げ、着実に開発・整備を進める」ことが記載されました。
他には、1)2022年9月に試行運用を開始した海外向け高精度測位補強サービス(MADOCA-PPP)の2024年度めどの実用サービス開始に向け、必要なシステム整備・実証を行うこと、2)みちびきが配信する時刻・位置情報を欺瞞(ぎまん)妨害から保護するための信号認証システムの開発・整備を進め、2024年度めどに正式運用を開始すること、3)災危通報(災害・危機管理通報サービス)によるJアラート・Lアラート配信を2024年度めどに、アジア太平洋地域における防災関係機関との接続及び運用開始を2025年度めどに開始すべく整備を進めること、もそれぞれ年次が明記されました。

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