コンテンツです

測位衛星の配置が分かる「GNSS View」をVer.2.2にアップデート

2016年08月05日

2016年7月28日、当ウェブサイトで提供しているアプリケーション「GNSS View」を2.2にバージョンアップしました。GNSS Viewは、公表されている測位衛星の軌道情報をもとに、任意の時間・任意の場所における衛星の天球上の配置(コンステレーション)を画面上に再現するソフトウェアで、2014年に最初のバージョンを公開し、現在は当サイトのWeb版と、iOS/Androidのアプリ版があります。今回のバージョンアップでは、複数の新機能や改良を加えています。

東西反転や衛星番号表示ON/OFFを追加

Web版の表示画面

まず、Web版の変更点としては、衛星の表示領域の左上に「東西反転設定機能」を追加しました。これにより、上から見下ろした状態と、下から見上げた状態の両方向からの見え方を再現できます。また、表示衛星数が増えて各衛星が重なるため、衛星番号の表示ON/OFF機能を追加しました。

Position Radarの操作性を向上

Position Radarの画面例(Androidアプリ版)

Position Radarの画面例(Androidアプリ版)

アプリ版も、Web版と共通の機能であるPosition Radarについて、端末を動かすとそれに合わせて画面表示も動く「レーダー回転」のON/OFF機能と、レーダー回転をOFFにした場合は、Web版と同様に「東西反転設定機能」が付加されました。Web版と同じく衛星番号の表示ON/OFF機能も追加されています。さらにアプリ版の独自機能であるAR Displayの表示変更や、DC Report Settings(設定画面)の日本語/英語選択機能の追加も行われました。

画面例

AR Display(左)とDC Report Settings(右)

お使いの方はぜひバージョンアップし、新たな機能をお試しください。まだの方もこれを機会にインストールして、測位衛星を身近に感じていただきたいと思います。

参照サイト

関連記事