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キヤノン、プロ用一眼レフカメラの最高機種でみちびき対応

2016年02月06日

キヤノン株式会社からみちびき対応のレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D X Mark II」が発表されました。有効画素数約2,020万画素のフルサイズ撮像素子を備えた同社のフラッグシップ機です。これまでは外付けで対応していた衛星測位機能が、バージョンアップに伴い本体に内蔵されています。ちなみに今年1月に発表されたニコンのフラッグシップ機「D5」では、衛星測位機能は外付けのオプション扱いとなっています。

EOS-1D X Mark II

© Canon Inc./Canon Marketing Japan Inc.

連写性能は最高14コマ/秒と、内部でミラーが上下に動く一眼レフカメラとしては最高水準の性能に達し、ミラーアップ時には16コマ/秒の連写・連続記録が可能です。ミラー動作については40万回のテストを実施し耐久性を確認しているとしています。さらに4K規格の動画(4,096×2,160ピクセル、アスペクト比17:9)の撮影にも対応しており、フルHD(1,920×1,080ピクセル)では最大120fpsのハイスピード(スローモーション)が可能です。

EOS-1D X Mark II

© Canon Inc./Canon Marketing Japan Inc.

EOS-1D X Mark II

みちびき/GPS/GLONASSに対応

測位衛星に関しては、みちびき、GPS、GLONASSの3種に対応。カメラ内蔵の時計合わせや移動のログを記録するほか、撮影画像には緯度、経度、標高、協定世界時(UTC)、衛星捕捉状態の情報を埋め込みます。発売は2016年4月下旬の予定です。

参照サイト

※ヘッダの画像は、イメージです。

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