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Galileo11・12号機、12月17日に打ち上げ成功

2015年12月21日
ソユーズロケットの打ち上げ(ギアナ宇宙センター)

(画像:ESA-CNES-ARIANESPACE/Optique Video du CSG-S.MARTIN)

欧州連合(EU:European Union)は現地時間12月17日8時51分(日本時間20時51分)に仏領ギアナにあるギアナ宇宙センターからソユーズロケットを使って、測位システム「Galileo」を構成する衛星2機(11・12号機)の打ち上げに成功しました。

次の打ち上げは4機同時に、来年の第二四半期に予定されており、4機を同時に打ち上げられるようにカスタマイズされたアリアン5ESロケット(3機分製造)の最初の1機により、打ち上げられます。

測位システム「Galileo」のサービス開始は来年からの予定で、引き続き2017~18年に、カスタマイズされた残りのアリアン5ESロケット2機とソユーズ1機による打ち上げで、予定された30機のうち26機まで一気に増やす計画です。

3月に打ち上げた2機は、今月から運用開始

ESA(European Space Agency、欧州宇宙機関)によると、今年3月に打ち上げられたGalileo 7・8号機は宇宙におけるテストを完了し、今月から運用に入っています。両機は、すでに打ち上げられた完全運用能力を有している衛星(FOC:Full Operational Capability satellites)の第3・4番目になり、これから打ち上げられる16機と共に測位システム「Galileo」の中核となります。

※ヘッダ、本文画像提供:ESA-CNES-ARIANESPACE/Optique Video du CSG-S.MARTIN

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