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ビズステーションがCLAS/MADOCA-PPP対応のGNSS受信機3モデルを発売

2022年11月02日

ビズステーション株式会社は、みちびきのCLAS(センチメータ級測位補強サービス)及びMADOCA-PPP(高精度測位補強サービス)に対応したGNSS受信機「RWS.DC」と受信機・アンテナの一体型モデル「RWX.DC」を2022年10月31日に発売しました。

RWS.DC

RWS.DC

RWX.DC

RWX.DC

RWS.DCは、同社が提供するRTK対応のマルチGNSS受信機「DG-PRO1RWS」にCLASによる測位機能を加えた製品で、受信機単独でセンチメートル級測位が可能です。受信チップはu-blox製でGPS、みちびき、Galileo、GLONASS、BeiDouの各衛星測位システムに対応しています。
加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサーの9軸デジタルモーションプロセッサーを内蔵するほか、microSDカードスロットを搭載しており、microSDカードへのログの記録が可能です。また、IP67相当の防水・防塵仕様となっており、スタティック測量や森林測量、精密農業、ドローン、重機ナビゲーションなど幅広い用途に利用できます。

RWX.DCは、アンテナ一体型のCLAS対応GNSS受信機で、受信機にはRWS.DC、アンテナには4周波に対応したHarxon Corporation製の測量用アンテナ「HX-CSX601A」を採用しています。CLAS対応により受信機単独でセンチメートル級の測位が可能で、RWX.DCと同様にmicroSDカードへのログの記録が可能です。また、容量5000mAhのリチウムバッテリーを搭載し、約18時間の連続使用が可能で、電池残量インジケーターも搭載しています。アンテナ部はIP67、筐体はIPx6相当の防水・防塵仕様となっています。

2機で相対位置を測れる新機種を年末に発売

同社はこのほかに、2つの受信機で測位することで相対位置を検出できる機能「MovingBase」を搭載したCLAS対応のGNSS受信機「RWS.DCM」を2022年末に発売する予定です。

RWS.DCM

RWS.DCM

なお、RWS.DC、RWX.DC、RWS.DCMの3製品はいずれもAndroidの専用アプリで高精度測位補強サービス「MADOCA-PPP」の測位にも対応します。

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