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中国が7月10日、第2世代のBeiDou衛星を打ち上げ

2018年07月23日

中華人民共和国は、現地時間の7月10日4時58分(日本時間5時58分)、四川省の西昌衛星発射センターから長征ロケットでBeiDou測位衛星を打ち上げました。衛星は、高度約3万6000km、軌道傾斜角約55度の円軌道に近い楕円形を描く傾斜対地同期軌道(IGSO)に投入され、打ち上げは成功しました。

この衛星は、2007年4月以降に打ち上げられた中国の測位衛星の32機目(内訳は、静止軌道6機、中高度軌道16機、傾斜対地同期軌道10機)となるものです。

なお、中国は昨年11月~今年3月の半年間にBeiDou衛星を2機ずつ4回、計8機を中高度軌道へ打ち上げています。これらが2020年に計30機で構築される予定の第三世代(Phase III、グローバルサービス)に対応した衛星なのに対し、今回打ち上げられた衛星は第二世代(Phase II、リージョナルサービス)のバックアップ機となります。

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