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マピオンが新たなウォーキングアプリ「aruku&」を提供開始

2016年11月08日

今年夏以降、スマートフォンの衛星測位機能を活用した位置情報ゲームと言えば「ポケモンGO」になってしまいましたが、ほかにも以前からさまざまな位置情報ゲームがリリースされており、それぞれ根強いファンを獲得しています。
株式会社マピオンが2005年から提供している「ケータイ国盗り合戦」もその1つ。日本全国のさまざまな地域を訪れた際に「国盗りボタン」を押すことで、その場所を自分の支配下に置き、全600国の完全制覇を目指すというゲームで、街歩きや旅行などさまざまなシチュエーションで遊べます。
マピオンは、この「ケータイ国盗り合戦」と、同社が提供する地図検索サービス「Mapion」や距離測定ツール「キョリ測」などで蓄積したノウハウを活かして、新たなウォーキングアプリ「aruku&(あるくと)」の提供を開始しました。
2016年11月7日から、まずiOS向けの提供を開始。2017年初頭にはAndroid版もリリースする予定です。

aruku&(あるくと)のロゴマーク

ミッションクリアでプレゼントに応募可能

「aruku&」の画面イメージ

住民からお願いごと画面

「aruku&」の画面イメージ

ミッションクリア画面

「aruku&」は、ユーザーがスマートフォンを持って歩くだけで、地方名産品などのお宝をプレゼントとして入手できる無料のウォーキングアプリです。スマートフォンの歩数計機能と連動して、一定歩数に到達すると、地図上に登場するキャラクター(住民)からお願いごとをされるなど、さまざまなミッションが発生し、ミッションをクリアするとプレゼントに応募できます。

「aruku&」の歩数計測は、GPSではなく端末内蔵の加速度センサーを使用した歩数計機能により計測します。一方、移動ルートの描画や、住民に近づいたどうかの判定、スタンプラリーにおいて設定されたスポットに近づいたかどうかの判定など、位置の特定にはGPSを利用しています。

企業や自治体には法人向けサービス提供

マピオンは、この「aruku&」を活用した法人向けサービスを、企業や自治体向けに提供していく方針です。企業や自治体は、来店者特典による店舗集客や、プレゼント提供による商品・特産品などの商品PRのほか、ウォーキングコースを設定することで周遊による観光振興に活用できます。
具体的には、ゲーム上のマップにアイテム入手に必要なキャラクター設置権を提供します。ユーザーはアイテム入手を目的に現地に訪れるので、これによる集客・送客効果が見込めます。来店者特典を設定したり、キャラクターに自社制服を着せたりといったコラボレーションもできるほか、アプリ上で店舗や施設の情報を発信できるので、商品PRにも活かせます。

「aruku&」の画面イメージ

コース地図画面

「aruku&」の画面イメージ

コーススポット説明画面

また、複数スポット間をユーザに巡らせる「コース」を作成して、モバイルスタンプラリーとして活用できるメニューも提供します。コース踏破の特典を目標にユーザーはスポット間を巡るため、周遊促進などの観光振興や、店舗間の買い回り促進に活用できます。
プレゼント賞品を商品や特産品などにすれば、新商品や特産品のPRに活用できます。「ウォーキング」や「地方創生」など本アプリのテーマに合わせた商品ブランディングが可能で、同アプリのターゲットである「感度の高い30代女性」に向けた商品PRにも活用できます。

社員や地域住民への健康増進施策に

「aruku&」の画面イメージ

運動グラフ画面

「aruku&」の画面イメージ

ランキング画面

このほか、社員や地域住民に向けた健康増進施策に活用できる「法人機能」も提供します。法人ごとに自由なグループを設定してランキングを作成し、他社とウォーキングポイント量で競う法人対抗戦にも参加できます。人事総務向けに社員の健康通信簿レポート機能も搭載しています。
マピオンでは、このアプリリリースを記念して、地域名産品の応募チャンスが3倍に増える「aruku&チャンス3倍!キャンペーン」を、2016年12月31日15時まで開催しています。

参照サイト

※ヘッダの画像は、イメージです。本文画像:株式会社マピオン

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