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ZMPとソニーモバイルの合弁会社、自社製UAVで計測ソリューション提供

2016年03月11日

自律型無人航空機(UAV, Unmanned aerial vehicle)とクラウドサービスを組み合わせた産業用ソリューションを提供する「エアロセンス株式会社」は3月8日、自社製UAVを使った土量測量や3Dモデリングなどのソリューションサービスを、全国8つのエリアで開始すると発表しました。エアロセンス社は、ロボット技術ベンチャーのZMP株式会社とスマートフォンの開発製造などを手がけるソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社の合弁により昨年、設立された企業です。

自社製UAV量産モデル

自社製UAV量産モデル(提供:エアロセンス株式会社)

全国8エリアの地図

全国8つのエリアで展開(提供:株式会社ZEG)

土地や建物を定期的にモニタリングし、経過をクラウドで管理

このサービスでは、自社製UAVを使って自律飛行により空からデータ計測し、指定エリアの「分解能 数mmオーダーの2Dモデル」や「分解能 数cmオーダーの3Dモデル」のほか、「精度10cm程度の3Dモデルからの盛土や切土の土量計測」などを提供します。さらに土地・建物等を定期的にモニタリングし、その経過をクラウドで管理するサービスまで一貫して手がけます。

自律型UAVによるソリューションサービス

自律型UAVによるソリューションサービス(提供:エアロセンス株式会社)

使用するUAVはとても簡易なもので、「ケースから取り出し5分で飛行可能」「操縦不要で、安定した自律飛行」「機体・操作端末・クラウドのシームレスな接続で、データ転送・処理が自動化」といった特徴を持ちます。デジタルカメラやスマートフォンなどの技術を生かして軽量化されており、エアロセンス社はこのUAVの量産体制も確立したとしています。

ソリューションサービスの提供には、ZEG株式会社(ZMPとソフトウェア検証サービスなどを提供する株式会社ハーツユナイテッドグループとの合弁)も関わります。

参照サイト

※ヘッダの画像は、イメージです。

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