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7月25日、測位衛星Galileoの4機同時打ち上げに成功

2018年08月13日

現地時間2018年7月25日8時25分(日本時間20時25分)、欧州連合(EU)と欧州宇宙機関(ESA)は、仏領ギアナにあるギアナ宇宙センターからアリアン5 ESロケットで測位衛星システムGalileoを構成する衛星4機を打ち上げました。

アリアンロケットの打ち上げ

©ESA/CNES/Arianespace – Optique Video du CSG – S. Martin

ロケットは約3時間36分後に高度2万2922kmの所定軌道で最初の2機の衛星を分離、約20分後に残りの2機を分離し、打ち上げは成功しました。4機の衛星は今後、最終的な運用軌道へと遷移した上で、約6カ月間の軌道上試験を経て衛星システムに組み込まれます。

4機のGalileo衛星

©ESA/CNES/Arianespace – Optique Video du CSG – P. Baudon

欧州の測位衛星システムであるGalileoは、2016年12月に初期サービス開始を宣言しています。現在、打ち上げた衛星すべてが稼働しているわけではありませんが、衛星数は2014年8月以降の4年間で22機を打ち上げ、それ以前の4機と合わせて計26機となりました。

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関連情報

※ヘッダ画像:©ESA/CNES/Arianespace – Optique Video du CSG – Service Optique

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