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DeNAとZMP、自動運転技術の活用事業で合弁会社「ロボットタクシー」設立

2015年06月04日

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)と株式会社ZMPは、自動運転技術を活用した旅客運送事業実現のため、ロボットタクシー株式会社を設立しました。「あらゆるものにロボット技術を応用し、安全で、楽しく便利なライフスタイルを創造する」をミッションとして掲げ、自動走行するロボットタクシー、ロボットバスを2020年のオリンピック開催までに実現することを目指すと発表しました。

ZMPは、センサーで周囲の環境形状を把握し、自動車やロボットの自己位置を推定・地図作成(マッピング)する「SLAM」(Simaltaneous Localization and Mapping)と呼ばれる自動運転走行技術を開発しています。これはGPSの衛星位置を捕捉しにくい都市部の走行に有用と考えられており、同社はこの技術を使って、昨年度からアイサンテクノロジー株式会社、及び名古屋大学と連携して、名古屋市で自動運転の公道実証実験を実施しています。

今回のロボットタクシー事業では、DeNAがゲーム開発で培ってきたアプリケーション開発への知見と、ZMPの自動運転技術のノウハウを組み合わせることで、完全自動走行システムを実現することを目指しています。

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