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ガーミンジャパンが「いいよねっと」を統合し、記者発表会を開催

2017年04月28日

携帯型のGPSレシーバーやGPSを搭載したマルチスポーツウォッチ、ライフログ端末などを提供している米国Garmin社の日本法人であるガーミンジャパン株式会社は、以前はGarmin社の日本での販売代理店を務め、昨年9月末からガーミンジャパンの子会社となっていた株式会社いいよねっとを4月1日付で統合しました。この統合について4月25日、記者発表会が開催されました。

ウェアラブル端末世界出荷台数で第3位のシェア

この発表会において、ガーミンジャパン株式会社コンスーマーディビジョン・ダイレクターの岩田元樹氏は、ガーミン社の歴史を説明すると共に、同社は航空・船舶・自動車業界などのOEM(Original Equipment Manufacturing、他社ブランド商品の製造)製品を提供しており、BtoB(Business to Business、企業間取引)製品に求められる高い品質を、コンシューマー(消費者向け)製品に転用している点がガーミン製品の特徴であると語りました。

ガーミンジャパンの岩田氏

ガーミンジャパンの岩田氏

さらに、2016年のウェアラブル端末世界出荷台数(IDC社調べ)においてガーミン製品のシェアは第3位で、日本市場でもトップシェアを誇り、日本のユーザーにはガーミン製品の品質が評価されていると説明しました。さらに、ウェアラブル製品は、今後はヘルスケアや医療の分野で需要が高まるため、この分野でさまざまな製品を提供したいと語りました。

また、いいよねっとを統合した最大の目的は、日本においてリーディングブランドとしての認知を確立することであり、そのための手段として、1)ビジネスパートナーとの関係強化、2)日本市場に適した商品企画、3)ブランド価値の最大化、の3点を挙げました。

ブランドアンバサダーに道端カレンさんを起用

同社はブランド価値の最大化を図るための取り組みの一つとして、モデルの道端カレンさんをブランドアンバサダー(ambassador、大使)に据え、以前よりスポンサー契約をしているオーシャンアスリートの金子ケニーさん、国際山岳ガイドの近藤謙司さん、トレイルランナーの奥宮俊祐さん、マラソンランナーの八木勇樹さんの4人をカテゴリーアンバサダーに起用しました。今回の発表会では、この5人も登場し、ガーミンのGPSウォッチやライフログバンドを普段どのように使っているのか、どのような点が魅力なのかを語りました。

ブランドアンバサダーの道端カレンさんとカテゴリーアンバサダーの4人

(左から)金子ケニーさん、近藤謙司さん、道端カレンさん、奥宮俊祐さん、八木勇樹さん

みちびき対応の新製品、Fenix 5XとForeAthlete 935

さらに、4~5月にかけて発売する新製品の発表も行われました。4月下旬にGPSマルチスポーツウォッチ「Fenix 5X」およびガーミンでは初となる子ども向けライフログバンド「vivofit jr.」が、5月下旬にはGPSマルチスポーツウォッチ「ForeAthlete 935」とスマートアクティビティトラッカー「vivosmart 3」が発売されます。なお、GPSを搭載した「Fenix 5X」と「ForeAthlete 935」は、いずれもみちびきに対応しています。

みちびき/GPS/GLONASSに対応したFenix 5シリーズ

ForeAthleteシリーズは、ランニング用途などのマルチスポーツウォッチ

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