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京都市などが歩行者目線の3Dナビゲーションアプリを開発

2015年01月27日

昨年(2014年)、京都市や大学、企業など産学官の連携で設立された「京都未来交通イノベーション研究機構」は、現在、地図上に建物や道路などのグラフィックを制作し、市民や観光客が街中を歩くための3Dナビゲーションアプリの開発に取り組んでいます。

同機構は、「歩くまち・京都」のコンセプトで京都観光や経済の振興につなげていく活動を行っており、制作中のアプリにも、全国初の試みとして歩行者目線のウォークスルー・ビュー地図を採用。主要な観光施設や飲食店、免税店など約千件の施設情報を登録するほか、歩道の段差や坂道の勾配、石畳や砂利道、多機能トイレの位置など約10万件のバリアフリー情報を盛り込みます。このバリア情報には、市民や観光客等が気づいて投稿すれば地図上に反映される双方向の仕組みも設けられます。

ナビゲーション機能では、GPSに加えてみちびきも利用します。2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、障害者から高齢者、外国人観光客に至るあらゆる人に便利な道案内を行い、スムーズに移動できる環境を整えると共に、将来的には歩道の混雑状況や混雑予測などのほか、災害時の避難ルートの誘導など幅広い活用が期待されています。

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※ヘッダの画像はイメージです。

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