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[報告] 静岡市で行われた「海のEXPO」でみちびきの講演と展示

2025年09月01日

内閣府宇宙開発戦略推進事務局は、2025年7月25・26日に静岡県コンベンションアーツセンター(静岡市駿河区)で開催された「海の未来会議@駿河湾」に参加して講演を行うと共に、7月28・29日に清水マリンビル及び清水マリンターミナル(静岡市清水区)で行われた「海のEXPO@駿河湾」に展示ブースを出展しました。
国内外の海洋分野の専門家、企業、研究機関が一堂に会し、駿河湾に臨む静岡市から海洋経済(ブルーエコノミー)に関する先進の技術や情報を発信する「BLUE ECONOMY EXPO @駿河湾)」の一環として行われたイベントで、内閣府はみちびきの利活用分野の一つである「海」に関して業界関係者への認知を拡大し、社会課題解決のツールとして活用してもらうことを目的として参加しました。

会場外観-1

静岡県コンベンションアーツセンター

会場外観-2

清水マリンビル

会場外観-3

清水マリンターミナル

講演風景-1

講演する和田企画官(左から2人目)

「海の未来会議@駿河湾」では、7月26日(開催2日目)午後のセッション「ブルーエコノミーを支える技術の進展とマーケットの期待」の中で、「国及び国研究機関の最新の取り組み」として内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 準天頂衛星システム戦略室の和田弘人企画官が、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、水産研究・教育機構、新エネルギー・産業技術総合開発機構、国土交通省の関係者と共に登壇しました。和田企画官は、「準天頂衛星システム『みちびき』の海洋分野での利活用について」をテーマに講演しました。

展示風景-1

清水マリンビルの展示会場(左端が内閣府ブース)

展示風景-2

みちびき海象ブイの展示(左)、来場者でにぎわう展示ブース(右)

7月28・29日に行われた「海のEXPO@駿河湾」では、内閣府は清水マリンビルに展示ブースを出展しました。海洋分野における活用事例として、波の高さを計測できる海象ブイの実物を展示したほか、展示パネルやパンフレットをブース内に配置し、みちびきが提供するサービスの概要や利活用事例、みちびきの信号を受けられるGNSS受信機について紹介しました。

展示風景-3

ブースを訪れた上川陽子衆議院議員にみちびきのサービス概要を説明した

みちびきが提供する高精度測位サービスを無償で利用できることに、来場者が皆、驚きの表情を見せるなど、これまでみちびきに接する機会がなかった方々にもサービスの特徴をアピールできました。今後、海洋分野の課題解決に向けた取り組みにみちびきの高精度測位サービスが活用される点にも期待が広がります。

展示風景-4

清水マリンターミナルの展示会場

展示風景-5

みちびきの利活用に関わりのあるJAMSTEC(左)やオーシャンソリューションテクノロジー株式会社(右)の展示ブース

参照サイト

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