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KDDIとナビタイム、走行実績から新規道路を抽出する「地図自動更新機能」を提供

2016年12月26日

KDDI株式会社と株式会社ナビタイムジャパンは、両社が提供するカーナビゲーションアプリで、新しい道路を自動で地図に反映する「地図自動更新機能」の提供を今月13日から開始しました。

対象となるのは「au助手席ナビ」、「auカーナビ」、「auナビウォーク」の車ルート検索、および「NAVITIMEドライブサポーター」、「カーナビタイム」、「トラックカーナビ」、「ツーリングサポーター」、「NAVITIME」の車ルート検索です。これらのカーナビアプリの利用者のうち、位置情報送信に同意を得た利用者から送信されるGPS測位データを収集・分析して利用します。

一定の条件で「新しい道路が開通した」と推定

「地図自動更新機能」のしくみ

この機能は、道路がなかった場所に一定数以上の走行実績ができたなど、一定の条件を満たした時に「新しい道路が開通した」と推定して自動で道路地図データを生成し、サーバー上の地図データに反映します。対応カーナビアプリはモバイルデータ通信によってサーバー上の地図データと連携しているので、反映された新しい道路の情報は全てのアプリ利用者の地図に反映されます。

サービスイメージ

サービスイメージ

従来これらのアプリが、新規開通道路を地図データへ反映するのは、年6回の定期更新に加えて、高速道路を中心とした独自調査に基づいていました。この「地図自動更新機能」により、従来は定期更新以外での対応が難しかった一般国道、主要地方道、都道府県道、市町村道も自動的に地図に情報が反映されるようになります。

検知・データ反映対象となる道路種別(範囲)

検知・データ反映対象となる道路種別(範囲)

両社では、こうした走行実績に基づく地図自動更新機能の提供は「国内初」としています。今後は、最短で開通の翌日には新規開通道路として地図に反映されるようになり、利用者は新しい道路の情報を反映したルート検索やナビゲーションを早期に利用できます。より最適なルートを選択することで、走行時間を短縮した快適なドライブの実現が可能となります。

参照サイト

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※ヘッダの画像はイメージです。本文画像提供:KDDI株式会社

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