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[報告] 種子島宇宙センター特別公開にみちびきも参加

2025年08月07日

今年度予定されているH3ロケットによるみちびき5号機及び7号機の打上げは、日本最大のロケット発射場である鹿児島県の種子島宇宙センターで行われます。内閣府と準天頂衛星システムサービス株式会社は、JAXA高精度測位システム(ASNAV)プロジェクトチームと共に、我が国の衛星測位に関わる取り組みを紹介するため、2025年7月13日に実施された種子島宇宙センターの特別公開に参加しました。

建物外観-1

種子島の宇宙科学技術館

建物外観-2(のぼり)

入口に設置されたのぼり

当日はあいにくの悪天候のため屋外のイベントは制限されましたが、宇宙科学技術館の館内にASNAVプロジェクトの展示ブースと共に設置されたみちびきの展示ブースは天候の影響を受けず、無事開催できました。

展示ブース-1

多くの来場者で賑わう館内の様子

展示ブース-2

ASNAVプロジェクトとみちびきの展示ブース

みちびき展示ブースでは、みちびきのポスター展示やペーパークラフトの配布、ASNAVプロジェクトと連携した折り紙体験を行い、ASNAVについてのクイズラリーの正解者には、景品としてみちびきとASNAVのステッカーをお渡しました。 

展示ブース-3

折り紙でみちびきやロケットを制作する体験コーナーに参加した子どもたち

折り紙体験では、東京大学の折り紙サークル”Orist”が作成した手順書を見ながら展示スタッフがサポートしつつ、折り紙でみちびきを制作するコーナーを設置し、多くの子どもたちに体験していただきました。現場では折り紙だけでなく、ペーパークラフトをその場で完成させてしまう強者の小学生もいました。

折り紙体験-1

子どもたちが制作した折り紙の「みちびき」

折り紙体験-2

H3ロケットの開発責任者であったJAXAの岡田匡史理事(左)も折り紙体験コーナーを訪れ、みちびきを制作した(右)

講演-1

JAXA第一宇宙技術部門 高精度測位システムプロジェクトチームの松本暁洋プロジェクトマネージャによるミニ講演「ソクイのハナシ」

この日のイベントを通じて、来訪者である一般の方々に対して、みちびきを始めとした衛星測位技術に関わる最新の情報を紹介することができ、普段の生活の中にある身近な宇宙技術への関心を高めることができました。

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