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三菱電機、みちびき対応の自動運転コンセプトカーを発表

2015年10月21日

三菱電機株式会社は、10月29日〜11月8日に東京ビッグサイト(東京・江東区)で開催される「東京モーターショー2015」に出展するコンセプトカー「EMIRAI3 xAUTO(イーミライスリーエックスオート)」を発表しました。このコンセプトカーは単なる展示物ではなく、実際に自動運転で走行が可能な車両です。

「EMIRAI3 xAUTO」イメージ画像

「高精度のセンシング技術と人工知能による判断」「みちびきを利用した高精度測位と高精細3次元地図」「路車・車車連携通信技術」「車両運動制御技術」を組み合わせ、安全・快適な自動運転を2020年以降に実現してすることを目指しています。

リスクマップのイメージ(交差点)

リスクマップのイメージ(交差点)

高精度位置把握技術による自動走行

高精度位置把握技術による自動走行

具体的には、車両周辺のセンシングに関しては、低雑音GaAs(ガリウムヒ素)デバイスを使ったミリ波レーダーなどの新技術を導入、複数のセンサーからの情報を統合して周囲の状況把握を行います。同社のモービルマッピングシステムで取得された高精細3D地図を使い、みちびきの信号を使って高精度に位置情報を把握することで、夜間や雨・霧など見通しが悪い状況下でも自動走行が可能となります。さらにクラウド活用による道路状況の取得を通じ、スムーズな高速道路本線合流など、より一層の安全な自動走行を実現するとしています。

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※ヘッダの画像はイメージです。本文画像提供:三菱電機株式会社

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