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ソフトバンクの社内ベンチャーが自転車シェア事業の支援システム

2016年11月21日

ソフトバンク株式会社の社内ベンチャーとして設立されたOpenStreet株式会社がこのほど、自転車シェアリング(レンタル)を実現するシステム「HELLO CYCLING」の提供を開始しました。

GPSを搭載した「スマートロック」で管理

スマートロックと操作パネル

スマートロック(左上)と操作パネル(左下)、取り付けイメージ(右)

事業者は、このシステムに対応したGPSと通信機能を搭載した「スマートロック」と専用の操作パネルを自転車に取り付けることで、利用者の認証、遠隔解錠や施錠、利用状況の把握、所在地の管理などを容易に行うことができるようになります。

ステーション検索画面

ステーション検索画面

自転車予約画面

自転車予約画面

またサービス利用者はスマートフォンやパソコンで、貸出・返却を行う駐輪場の検索、自転車の利用予約から決済(クレジットカード、又は携帯電話料金に合算)までの一連の手続きを簡単に行えます。あらかじめ交通系ICカードを登録しておくことで、空き自転車を予約なしで利用できるサービスも提供され、アカウントを取得すれば、事業者をまたいで全国どこでも利用可能になるとしています。

中野区との提携が、今月からスタート

地域事業者との提携の第一号として、株式会社シェアリングサービスによる「シェアペダルNAKANO」が、11月11日より東京・中野区においてスタートしました。利用料金は100円/時間、800円/日(11月27日までの特別価格で、いずれも税抜き)となっています。

「HELLO CYCLING」公式サイトの「STATION SEARCH」画面

公式サイトの「STATION SEARCH」画面

OpenStreetとソフトバンクは、次に記したサービス運営をサポートする企業とパートナー契約を締結し、自転車シェアリング運営事業者と各地域で提携、このシステムを活用したサービスを順次全国で展開していく予定です。

<運営サポートを行うパートナー企業>
・株式会社あさひ(自転車の供給、メンテナンス)
・株式会社ベクトルワン(自転車の再配置)
・株式会社サイクルスポット(自転車の供給、メンテナンス)
・シナネンサイクル株式会社(自転車の供給、メンテナンスおよびメンテナンス実施事業者の開拓)
・株式会社JTBパブリッシング(自社サービスとの連動による利用促進)

※ヘッダの画像は、イメージです。本文画像提供:OpenStreet株式会社

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