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日本航海学会が第136回春季講演会を開催

2017年06月09日

公益社団法人日本航海学会は2017年5月20~21日の2日間、第136回春季講演会を東京・港区にある東京海洋大学品川キャンパスにて開催しました。同学会傘下のGPS/GNSS研究会が開催初日の20日に行った、以下のみちびき関連の講演を紹介します。

講演看板

会場となった東京海洋大学の品川キャンパス

浪江氏

開会挨拶を行う研究会長の浪江宏宗氏(防衛省防衛大学校電気電子工学科防衛教官)

準天頂衛星システム 衛星測位サービス開発動向
日本電気 白石将一氏
白石氏

日本電気株式会社(NEC)宇宙システム事業部の白石将一氏は、みちびきの概要を説明すると共に、みちびきの運用が2017年2月末にJAXAから内閣府に移管され、試験サービスを3月28日から開始したみちびき初号機の運用状況を報告しました。

白石氏の講義風景
みちびき2~4号機及びCLASの開発状況
三菱電機・上原晃斉氏
上原氏

三菱電機 鎌倉製作所 宇宙総合システム部の上原晃斉氏は、衛星の準備状況とCLAS(センチメータ級測位補強サービス)の概要を報告しました。加えて、高精度3次元地図・みちびき・CLAS対応高精度測位端末が三位一体となって実現する「高度位置情報利用による次世代型高精度測位社会」のイメージビデオなどを紹介しました。

上原氏の講義風景
ガリレオ最新技術動向
日欧産業協力センター・角谷陽子氏
日欧産業協力センター・角谷陽子氏

日欧産業協力センターの角谷陽子氏は、2016年12月に初期サービスを開始したガリレオのSAR(Search And Rescue)サービスや、今後開始される商用の位置認証サービスなどの概要と、GNSS.asiaの活動の概要を紹介しました。GNSS.asiaは、EUと中国・インド・日本・韓国・台湾との衛星測位システムにおける産業協力の開拓を目的としたプロジェクトです。
また、衛星を利用したユニークなサービスやビジネスのアイデアを公募する「ヨーロピアン・サテライト・ナビゲーション・コンペティション(ESNC)」におけるGNSS.asiaチャレンジへの参加を呼びかけました。

角谷氏の講義風景
公共交通オープンデータ協議会の取り組み
東洋大学・別所正博氏
別所氏

東洋大学情報連携学部准教授の別所正博氏は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、鉄道、バス、飛行機など公共交通事業者からの路線や運行情報などを集約し、標準化してサービス事業者に提供するための共通プラットフォームとして組織された「公共交通オープンデータ協議会」の概要と活動について紹介しました。

別所氏の講義風景
講義風景

(取材/文:喜多充成・科学技術ライター)

参照サイト

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