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和歌山でみちびきを使った「Q-ANPI」実証実験を実施へ

2016年05月17日

和歌山県と内閣府は、みちびきを使った災害時の安否確認システム「Q-ANPI」の実証実験を実施すると発表しました。和歌山県庁で4月22日、市町村の防災担当者向け説明会が行われました。

「Q-ANPI」は、災害時における、避難所の情報をみちびき経由で管制局に送信し、収集する手段として利用を検討しています。衛星経由で避難所の位置や開設の情報及び避難者数や避難所の状況を通知することで、被災状況や孤立した状況の把握など、救難活動に不可欠な情報を伝えます。また、近親者が個人を検索できるような利用方法も検討しています。

衛星安否確認サービス「Q-ANPI」

和歌山県での実証実験では、以下のような構成を想定しています。
1)避難所で、避難者自身または管理者が、スマートフォンやパソコンで、名前・電話番号・住所・けがの有無・介護の要否などを入力。
2)避難所内で集約された情報を、衛星通信で伝送。
3)管制局から防災機関に情報を提供。

これらの情報を集約することで、避難所に必要な物資や支援内容が分かるようになり、また避難者自身が同意することで、インターネットでの安否情報を検索・確認も可能となります。

和歌山県では、7月以降に県内の避難所1カ所で住民参加の実証実験を行い、11月には3~5市町村の計5~10カ所の避難所(100人規模)で大規模実証実験を行う予定としています。また実際の「Q-ANPI」は、みちびきを構成する衛星のうち、静止軌道に配置される衛星を利用するため、今回の実証実験では携帯電話回線を代替使用します。

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