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静岡・山梨両県が富士山の登山者動向調査でGPS端末を配布

2015年07月22日

静岡県、山梨県の両県は、富士山 開山期間中の今年7~8月にかけて計5回(2日間で1回)、各県の登山口で登山者にGPS端末を配布する登山者動向調査を実施しています。

これは、登山道の混雑状況を調べ、適正な登山者数を見極めることを目的としたもので、定期的に登山者の経度や緯度など位置情報を記録する4cm四方ほどの小型機器「GPSロガー」を配布し、下山時に回収して分析を行います。

静岡県側では富士宮、御殿場、須走の各登山口の5合目で計280台、山梨県側では吉田口登山道の県営五合目総合管理センター前で120台の端末を配布します。このようにGPS端末を配布するのは初めての試みで、記録を分析することで移動経路や歩行速度の変化、滞在時間などが確認できるほか、どの時間帯にどの地点で混雑が始まるかなどの詳細なデータを得ることができます。また、GPS端末の回収と併せて、混み具合や危険度、満足度などを聞き取るアンケートも実施しています。

国連 教育科学文化機関(ユネスコ)の世界委員会は、富士山の課題として「来訪者管理戦略の策定」を求めています。これを受けて静岡、山梨の両県は、2014年に登山者に混雑具合や危険性を調べるアンケートを行いました。今年からは設問を大幅に変更し、サンプル数も増やして今後3年かけてデータを集め、2017年までに適正な登山者数の指標を設定する予定です。

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