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ブルーバックス新書が、測位衛星を利用した最新の航空管制を紹介

2015年06月03日

講談社ブルーバックス新書から、元航空管制官で現在航行支援アナリストの園山耕司氏による『新しい航空管制の科学 宇宙から見守る「空の交通整理」』が発売されました。

『新しい航空管制の科学』表紙画像

新しい航空管制の科学 宇宙から見守る「空の交通整理」(園山耕司、講談社)

本書は、2003年に著者の園山氏が同じブルーバックスから出した『航空管制の科学』のリニューアル版です。前著からの10年間で人工衛星を使った技術が大幅に取り入れられ、現状とそぐわない点が多々出てきたのが、今回新たに出版した大きな理由だそうです。

その意図どおり、測位衛星によって航空の世界の安全性、効率性、経済性が各段に進歩したこと、計器飛行だけでなく有視界飛行でも衛星利用が進んでいることなどが、強く伝わってくる内容になっています。

みちびきやGPSを始めとする各国の測位衛星や、そのデータを補強する航法衛星を利用した、最新の航空管制システムの全貌を、航空管制の原則や設備・装置、管制官とパイロットのやりとりなども交えて紹介しています。

また、日本発着の太平洋路線で衛星を利用した自動管制が全便数の約半分に達している状況や、その結果、かつて四国ほどの広さに1機しか飛べなかった空に、その3倍以上が航行できるようになったという話など、衛星測位がもたらした飛行の世界の革命についても知ることができます。

書籍紹介

※ヘッダの画像はイメージです。