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ブロードコム、車載用GNSSチップの新製品「BCM89774」を発表

2016年01月15日

半導体大手で米・カリフォルニア州に本社があるブロードコム・コーポレーション(Broadcom Corporation)は1月6日、GNSSチップ「BCM89774」を発表しました。

http://www.broadcom.com/press/release.php?id=s949019

GNSSチップ発売を伝えるニュースリリース(ブロードコム・コーポレーション)

車載GPS製品の市場は急激に拡大しつつあり、2022年までに出荷台数は現在の2倍以上になるとの予測もあります。(Strategy Analytics社「オートモーティブ・インフォテインメント・システムレポートQ4 2015:Connectivity Solutions Continue to Drive Growth」2015年10月による)

同社が発表した「BCM89774」は、米国(GPS)、日本(みちびき)、ロシア(GLONASS)、欧州(ガリレオ)、中国(BeiDou)の各極の衛星測位システムのほか、SBASの補強信号にも対応し、同時に3つの衛星測位システムからの電波(GPSとみちびきは同一)を受信・処理することができます。

従来複数チップに分散していた機能を一体化したことで、消費電力や部品コストの削減につながっています。また、モジュールそのものを小型化したことで、ルーフアンテナやサイドミラー内など、より衛星受信アンテナに近いキャビンの外に配置することができ、感度向上に貢献します。さらに多数の衛星を利用することによる測位開始時間の短縮化されるほか、"urban canyons"(同社解説ブログでの表現)での測位精度向上が期待できる点をアピールポイントとしています。

このチップは「ティア1」と呼ばれる大手サプライヤー(完成車メーカーに直接部品を供給する一時下請け)を対象として、サンプル提供が始まっています。

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※ヘッダの画像は、イメージです。