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熊本地震で観測した電子基準点の変位を、国土地理院がいち早く公表

2016年04月18日

国土地理院は今回の「平成28年(2016年)熊本地震」で観測された電子基準点の変位と、そこから推定される震源断層モデルをいち早く公開しています。電子基準点とは、国土地理院が全国約1,300カ所に配置したGNSS連続観測を行うための設備で、観測データは測量や地殻変動監視などの目的のために公開されています。

4月14日21時26分頃に起きた最大震度7・M6.5の地震(のちに「前震」とされた)における地殻変動は、震源域に近い電子基準点「城南」(熊本県熊本市)では「北北東方向に約20cm(暫定値)」として観測されました。この観測データ(暫定値)を翌4月15日に公開しています。
また「本震」となった4月16日未明の最大震度6強・M7.3の地震では、震源に近い電子基準点「長陽」(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)が南西方向に約97cm動き、上下方向に約23cm隆起(いずれも暫定値)したと、当日のうちに報告しています。

(※追記)4月16日の地震の最大震度は、震度計データの現地調査により「震度7」に修正されました。(4月20日18時、気象庁発表)

「熊本」が北北東方向に、「長陽」が南西方向に大きく変位している

測位衛星を利用して24時間体制で連続観測を行う電子基準点のネットワークが整備・維持されていることで、暫定値ながらも高い精度で迅速に、地殻の動きに関する情報公開が可能となっています。国土地理院では「平成28年(2016年)熊本地震」に関する災害関連情報を取りまとめて公表するページを特設しています。

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※ヘッダの画像は、イメージです。本文画像は、国土地理院のウェブサイトより