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矢野経済研究所が「自動運転システム世界市場に関する調査結果」を発表

2015年07月28日

株式会社矢野経済研究所はこのほど、「自動運転システム世界市場に関する調査結果 2015」を発表しました。今回の調査は、今年3~6月にかけて、自動車メーカ、カーエレクトロニクスメーカ、半導体メーカを対象に行った直接面談、電話・電子メールによるヒアリング、及び文献調査をもとにとりまとめられたものです。

この調査における「自動運転システム」は、乗用車、及び車両重量が3.5トン以下の商用車に搭載されるシステムとして定義されました。また、世界の搭載台数の算出には、米国運輸省の国家道路交通安全局(NHTSA)が発表している、5段階の自動運転システムの自動化レベル分類が用いられました。

自動運転システムのレベル別世界市場規模予測

自動運転システムのレベル別世界市場規模予測

注1. 米国運輸省国家道路交通安全局(NHTSA)の5段階の自動化レベル分類に準ずる
注2. (予測)は2015年6月現在(出典:矢野経済研究所「自動運転システム世界市場に関する調査結果 2015」)

それによると、2015~17年にかけてレベル2(部分的自動運転)の自動運転システムの搭載が進み、5年後の2020年にはレベル2の搭載台数が世界で360万台に成長すると予測しています。この場合のレベル2とは、高速道路における渋滞時の低速追従自動走行、自動駐車システムなどを指しており、主に高級車を中心に搭載が活発化する見込みとしています。

この動きと並行して、レベル3(条件付自動運転)の自動運転システムが2018年頃に米国で実用化されると考えられることから、米国市場を中心に欧州や日本でも実用化が進み、2025年には世界で361万9,000台に搭載されると予測しています。レベル3では、高速道路における車線変更や追い越し、合流、障害物回避、料金所通過などの運転作業を全てシステムが行う形となります。

その後は、レベル2、レベル3の普及が日米欧各国で拡大。コストダウンも進んで、高級車だけでなくミドルクラス以下の車種でも増加し、15年後の2030年には、世界搭載台数がレベル2で3,155万台、レベル3が979万8,000台に達し、合計で4,000万台を突破すると予測しています。

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