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伊豆箱根バスがGPS機能付「IP無線」を導入

2015年07月08日

伊豆箱根バス株式会社は、2015年6月末までに箱根地区を走る全乗合バス計43台に「IP無線」を導入しました。IP無線は、音声だけでなくデータ伝送も可能な、携帯電話網(パケット通信網)を活用した業務用の無線です。
今回導入するIP無線は、GPS機能が付いているためバスの位置情報をリアルタイムに正確に把握でき、パケットを利用しているため緊急時でも規制対象となりにくいという特徴があります。同社は、現在火山活動活発化の影響を受け入山規制がなされている大湧谷近隣にも路線があり、状況を鑑みて来年度以降に計画していた設備投資を前倒しにして導入を決定したものです。

同社は、準天頂衛星システムサービス株式会社が2015年3月に行った「箱根エリアを走る専用周遊バスで位置情報取得状況を検証する実証実験」における参加企業の1社であり、この時はバス運行に必要な機材・要員の確保や、衛星測位による位置情報を把握できる機材の仮設・搭載などの役割を担いました。

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