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タイで開催した国連宇宙部GNSSセミナーに東京大などが協力

2019年03月21日

1月14~18日の4日間、タイ・バンコクのアジア工科大学で国連宇宙部のGNSSトレーニングプログラムが開催されました。このプログラムはGNSSに関わる人材育成のため、国連宇宙部の衛星航法システムに関する国際委員会(UNOOSA/ICG)とアジア工科大学地理情報センター(GIC/AIT)及び東京大学空間情報科学研究センター(CSIS)が企画したもの。2回目の開催となる今年は約100名が参加して、GNSSの基礎から応用に関わる講義やGNSS受信機や高精度測位のためのソフトウェアを使った実習などを行いました。

大教室で行われたGNSSの講義

大教室で行われたGNSSの講義

企画運営に関わった東大CSISのマナンダー特任准教授は、「このトレーニングプログラムは、東京海洋大で開催されているGNSSサマースクールを踏襲する形で企画されたもので、アジアだけでなく世界中に参加を呼びかけ、20以上の国と地域から200人近い申し込みがありました。日本をはじめ米国NASAやドイツ、イタリア、チェコなどから講師を招聘し、密度の濃いプログラムとなりました」と話します。

屋内外で行われた実習の様子

屋内外で行われた実習の様子

東京海洋大学の久保信明准教授も講師として参加。日本発の高精度測位プログラムであるRTKLIBの講義を行ったほか、久保研究室メンバーの高橋漱氏(M2)とYize Zhang氏(博士研究員)は、AITキャンパス内のGNSS基地局とローコスト受信機を使ったRTK実習のサポートを行いました。
久保准教授は、「マナンダー氏からはみちびきの最新情報が紹介され、私たちも日本発のソフトウエアを詳しく紹介することができました。GNSSに関心をもつ参加者に、この分野における日本のプレゼンスも感じてもらえたのではないか」と語っています。

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