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三菱電機がセンチメータ級高精度測位端末AQLOCの受注を開始

2017年12月07日

三菱電機株式会社はこのほど、みちびきのセンチメータ級測位補強サービスの信号を受信できる高精度測位端末AQLOCを来年4月1日に発売すると発表しました。すでに今月から受注を開始しています。

ドローンにも搭載可能な小型軽量の高精度受信機

みちびき対応のセンチメータ級高精度測位端末AQLOC

AQLOCは、来年度からサービスを開始するみちびきのセンチメータ級測位補強サービスの信号を受信し、リアルタイムで移動体のセンチメータ級の高精度測位を実現します。4周波対応アンテナと受信機で構成されており、受信機およびアンテナに独自の構造を採用することで世界最小レベルの小型・軽量化を実現したため、ドローンなどの小さな移動体にも搭載できます。
また、受信機に搭載したジャイロと移動体からの車速パルス信号による独自アルゴリズムにより、衛星からの信号を受信できないトンネルや高架下でも安定した自律測位ができ、地上配信のネットワーク型測位補強情報による測位にも対応できます。

受信機はヒートシンク搭載/非搭載の2種類

受信機はヒートシンク搭載/非搭載の2種類

三菱電機では、農機や建機、鉄道、ドローン、除雪車などの幅広い移動体に搭載することで、リアルタイムのセンチメータ級測位が可能となるため、今後さまざまな分野での高精度測位の利用拡大に貢献していくとしています。

アイサンテクノロジーが関連アプリを提供

なお、これに関連してアイサンテクノロジー株式会社は、AQLOCに対応させた、自動運転などの移動体向け関連アプリケーション「GNSS-Monitor for AQLOC」と「GNSS-Explorer for AQLOC」を開発し、提供を開始します。この2つのアプリケーションは、AQLOCの高精度測位におけるGNSS測位環境の全体を制御する測位ツールソフトウェアとの位置付けになります。

GNSS-Monitor for AQLOC

「GNSS-Monitor for AQLOC」の画面イメージ

GNSS-Explorer for AQLOC

「GNSS-Explorer for AQLOC」の画面イメージ

このほか、自動走行市場への取り組みとして、名古屋大学の自動運転技術に関する研究開発成果を利活用して提供する大学発ベンチャーの株式会社ティアフォーも、同社が開発する自動運転ソフトウェア「Autoware」とAQLOCを融合させることで、より確実な自社位置推定値の実現を目指します。

Autoware

「Autoware」の画面イメージ

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