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テラドローン、写真測量を効率化するGPS内蔵の対空標識を発売

2017年03月09日

ドローンを用いた測量事業を展開しているテラドローン株式会社は2月22日、オーストラリアのプロペラ・エアロボティクス社(Propeller Aerobotics)と業務提携して、GPSモジュールを内蔵した対空標識「AeroPoint」と、同製品を用いた測量サービスの提供を開始しました。

対空標識「AeroPoint」

対空標識「AeroPoint」(真上から撮影)

設置するだけで自動的に位置情報を取得

衛星測位技術を積極的に活用している分野の一つに、測量分野が挙げられます。みちびきやGPSなどの測位衛星からの電波を受信して位置を把握する電子基準点は、高精度な基準点測量や地殻変動の監視などを行うために欠かせないものです。一方、最近では航空測量にGPSを搭載した製品も登場しており、「AeroPoint」もその一つです。

ドローンの手前にあるのが対空標識「AeroPoint」

ドローンと組み合わせて簡易で効率的な写真測量が可能

対空標識とは、撮影前に座標値を測定した上で空中写真に写るように地上に設置する標識のことで、撮影された空中写真と地上との関係を明らかにする役目をします。従来のUAV(無人航空機)による写真測量では、対空標識の測量が必須で、そのため、高価な機材や熟練した計測技術が必要でした。今回、同社が発売した「AeroPoint」は、標識を設置するだけで、自動的に電子基準点から高精度な位置情報を取得することができます。

これまで対空標識を設置する際の測量にかかっていた時間は、現場作業において大きな割合を占めていましたが、「AeroPoint」を使うことにより対空標識の測量が不要となり、現場での作業時間を大幅に短縮することができます。

「AeroPoint」の測位機能は、相対精度1cm以下、絶対精度2cm以下を実現しています。インターネット環境は不要で、指定した端末に計測座標をアップロードすることが可能です。また、本体は完全防水で、太陽電池モジュールによる発電にも対応しています。

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※ヘッダおよび本文画像提供:テラドローン株式会社