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「自動走行の実証実験」が対象の保険商品が登場

2015年12月19日

自動運転車による自動走行の実現に向け、センサーや人工知能など車両側の技術開発の急速な進展に伴い、高精度な3D地図の作成など情報インフラの整備が求められています。併せて必要とされるのが、自動運転車と従来の自動車が混在する中で事故が起こった場合、誰が賠償責任を負い、責任を分担するとすればどのような比率になるかという問題です。賠償責任に関わる問題については、さらに今後の議論が必要とされています。

そんな中、12月11日、自動走行の実証実験におけるリスクについて、それらを包括的に補償する保険商品が発表されました。MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上保険株式会社とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社の共同開発による「自動走行実証実験総合補償プラン」です。

補償するリスクの範囲を示す図表

(提供:三井住友海上火災保険株式会社/あいおいニッセイ同和損害保険株式会社)

この保険商品は、自動運転の実証実験を行う事業者を対象としたプランです。運行に関わるリスクとして運転ミス(緊急時の操舵ミス)や自動車の不具合などのリスクをカバーするほか、情報漏洩や実験のオペレーションミスによる損害賠償リスクなどもカバーしています。

また、実証実験から事業化に向け増大する可能性のある「未知のリスク」について、専門的・多角的な視点から洗い出してリスクを低減させるコンサルティングサービスも併せて用意されています。

同グループの取り組みは、自動運転の実用化をにらみ、いち早くノウハウを蓄積する試みとして、業界内外から注目を集めています。

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