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NEDO、みちびきを利用した歩行補助システムに実用化支援

2016年07月28日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は7月20日、位置情報を利用した歩行補助システムなど新たな福祉用具について、実用化支援を行うと発表しました。福祉用具開発のリスクを低減し、高齢者や心身障害者、介護者の負担軽減とQOL(Quality Of Life)向上に貢献することを目指すとしています。

負担軽減とQOL向上に向けたテーマを3件選定

今回発表されたテーマ3件のうち1つには、位置情報を利用するシステムとして、視覚障害者の自立歩行を補助する「あらゆる状況に歩行補助できるMy地図端末機器の開発」が採択されました。助成予定先は株式会社ニュージャパンナレッジ(山口市)と株式会社フォルテ(青森市)の2社で、システムは以下のような仕組みで動作します。

<スマートフォン、骨伝導スピーカー等を用いた歩行補助システム>

スマートフォン、骨伝導スピーカー等を用いた歩行補助システム

(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構のニュースリリースより引用)

1)歩行経路上で目印となる地物の情報をクラウド(クラウドコンピューティング)に登録して独自の地図データベースを作成します。
2)みちびきとGPSを使って精度の高い位置情報を取得します。
3)メガネ型カメラで取得した画像から判断した「信号機の色」の情報を参照しつつ、骨伝導ヘッドホンで歩行者を誘導(登録ルートから外れた時は、警告音でルート逸脱を知らせ、所定のルートに戻れるようガイド)します。

このほか、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者向けの「視線や目・まぶたの動きによる意思伝達装置の開発」と、「マルチデバイス・英語対応の点字図書製作システム開発」の2テーマにも助成が行われます。

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