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ガリレオ、初期サービスを今月15日から開始

2016年12月30日

EU(欧州連合)の政策執行機関であるEC(European Commission、欧州委員会)は12月14日、独自の測位衛星システムである「ガリレオ(Galileo)」の初期サービスを15日より開始すると発表しました。

Galileo begins serving the globe thanks to ESA, the EC and GSA

Copyright:ESA

Galileo goes live!

「Galileo goes live!」という題名のプレスリリースでは、「測位システムこそが、われわれの日常生活に変革をもたらすデジタル革命の、中核をなすもの。従来技術の10倍の精度を持つガリレオは、自動走行車やコネクテッドデバイス、都市のスマート化などを大きく進展させる」というEC副委員長のマロシュ・シェフチョビッチ氏のコメントの中で「欧州の起業家たちに訴えたい。ガリレオで何ができるかを想像してほしい。そして一刻も早く、新たなビジネスを創出してほしい!(Don't wait, innovate!)」と呼びかけています。

Press release: Galileo goes live!
Galileo goes live

今回の「初期サービス開始」は、ガリレオの衛星および地上システムの運用準備が完了したことを表明するもので、「サーチ・アンド・レスキューサービス(SAR)」「高精度の市民向けナビゲーションサービス」「高精度タイミングサービス」等の提供が12月15日から開始されています。

ただし、ガリレオシステムとしてはまだ初期フェーズであるため、高精度の測位信号を地上で常時受信できるわけではありません。ECは、「GPSなどと同様に他の測位衛星システムとの併用を想定している」としています。ガリレオは現在、軌道上にある18機の衛星で構成されており、2020年までに30機体制での運用を目指しています。

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※ヘッダおよび本文画像提供:ESA