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古野電気が新型のGNSS自動変位計測システムを開発

2016年06月26日

古野電気株式会社はこのほど、GNSS自動変位計測システム「DANA」の新型「MG-87」の販売を開始しました。

「DANA」のGNSSセンサーとソーラー電源(左)、設置イメージイラスト(右)

「DANA」のGNSSセンサーとソーラー電源。右側のイラストは設置イメージ

同社の「DANA」は、GNSS搬送波の位相情報を用いた測位技術と誤差解析処理によって、地盤変位や人工構造物の変位をミリメートルのオーダーで計測し、長期にわたってその状態を遠隔で自動監視できる定点連続計測システムです。1997年から約20年にわたって販売されており、地盤変位の監視(地すべりや火山、鉱山の残壁など)や人工構造物の変位計測(堤防・護岸、送電線鉄塔、橋梁、鉄道路盤等)などに日本各地のさまざまな場所で活用されています。

みちびき対応の受信チップを搭載

今回発売された新型「MG-87」は、新機能としてGNSS受信部にみちびき対応の受信チップ「eRideOPUS 7」を搭載し、マルチGNSS化と省電力化を実現しました。また、転倒ます式雨量計と接続することで現場のゲリラ豪雨をリアルタイムで把握できるといったマルチセンサー対応も図られました。

GNSS自動変位計測システム「DANA」の運用イメージ

1)GNSS変位計測センサー:GNSSアンテナ/受信機、無線通信機が一体となっており、電源を接続することで即座に運用開始されます。 2)回線集約器:各GNSS変位計測センサーで受信した計測データは、無線LAN通信で回線集約器に集められます。その後、3G回線でインターネットを経由して事務所へと転送されます。 3)中継器:GNSS変位計測センサーと回線集約器が直接通信ができない場合は、中継器を経由した無線LAN通信やEthernetでのデータ送信が可能です (図版出典:古野電気株式会社ウェブサイト)

さらに、無線LANや携帯電話回線によるワイヤレス化や、ソーラー電源の標準装備などで設置性を大幅に向上させ、技術の活用によりトータルコストを削減した上で、緊急時にも迅速に設置できるよう改善されています。

参照サイト

※ヘッダの画像はイメージです。本文画像・図版提供:古野電気株式会社