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パイオニアがHEREと共同でデジタル地図更新の実証実験を開始

2016年05月23日

パイオニア株式会社はドイツを拠点に自動車用デジタル地図を手がける「HERE(ヒア)」と共同で、自動運転向け高精度デジタル地図の更新・運用を効率的に行うシステムの構築に向け、実証実験を実施すると発表しました。

精度と鮮度が求められる「ダイナミックマップ」

「ダイナミックマップ」と呼ばれる3次元情報を含む高精度地図は、自動運転の実現に向けたキー技術として注目を集めています。このダイナミックマップには、地物の座標や形状だけでなく時系列に変化する情報も含まれるため、精度と鮮度の両方が求められ、高頻度の計測と情報の更新を低コストで効率的に行う仕組みの開発を各社・各陣営が競っています。

「ダイナミックマップ」の概念図

「ダイナミックマップ」の概念図(2016年1月、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)資料より)

パイオニアは、レーザーディスクやDVDドライブの開発を通じて蓄積した光関連技術を生かし、子会社のインクリメント・ピー株式会社と共同で、クルマの周囲を計測する空間センサー「3D-LiDAR(ライダー)」の開発を進めてきました。

LiDARシステムで収集した3次元点群地図データ

LiDARシステムで収集した3次元点群地図データ

LiDARシステムで収集した道路白線地図データ

LiDARシステムで収集した道路白線地図データ

実証実験では「データエコシステム」の実用化をめざす

同社は、フィールドから集めた情報を統合し、差分を更新して再び配信し活用するサイクルを「データエコシステム」と名付け、高精度な自車位置推定の技術を有するHEREと共同で、このサイクルの実用化に向けた実証実験に取り組みます。

「データエコシステム」運用イメージ

「データエコシステム」運用イメージ

参照サイト

関連情報

※ヘッダの画像はイメージです。本文画像は、SIP資料より引用した「ダイナミックマップ」の概念図を除き、パイオニア株式会社提供