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SBドライブと全日空が、羽田空港で自動運転バスの実証実験

2018年03月06日

全日本空輸株式会社とソフトバンクグループのSBドライブ株式会社は、2月21~28日の期間、羽田空港新整備場地区の公道で、自動運転バスの実証実験を行いました。今回の実証実験は、2020年以降の実用化を目指すための段階的な取り組みの第一歩として、自動運転レベル3(=加速・操舵・制動をすべて自動車が行い、緊急時のみドライバーが対応)およびレベル4(=人間が運転に関与しない、完全自動運転)相当の自動走行を実施するものです。

実験車両外観

実験車両にはRTK方式のGPS受信機

ベース車両は日野ポンチョで、自動運転技術を研究・開発する先進モビリティ株式会社が改造した28人乗りのバスを使用。自動アクセル制御装置、自動ブレーキ制御装置、自動操舵装置のほか、LiDAR(レーザースキャナ)やミリ波レーダーなどのセンサ機器および、RTK方式(Realtime Kinematic=固定点の補正データを移動局に送信しリアルタイムで位置を測定する)のGPS受信機を装備しています。

実験車両外観
システム構成図

システム構成図

運行管理には、SBドライブが開発した遠隔運行管理システム「Dispatcher」が使われています。これは4G/LTE回線を介して車内外の映像モニタリングや遠隔操作、緊急通話が可能なシステムで、複数台の車両ごとの運行管理を行うことができます。

Dispatcherの管理画面(イメージ)

Dispatcherの管理画面(イメージ)

全日本空輸では「空港内では定点間の定期輸送の需要が大きく、自動運転の技術とは親和性が高い。将来的には、駐機場までの旅客輸送が可能なシステムに育てていきたい」(同社広報部)としています。

参照サイト

※ヘッダの画像は、イメージです。本文画像・図版提供:全日本空輸株式会社/SBドライブ株式会社