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地図情報の「HERE」にアマゾンとマイクロソフトが投資を検討

2016年04月13日

ドイツを拠点に高精度デジタル地図サービスを手がける「HERE(ヒア)」に対して、アマゾンとマイクロソフトが接近していると報じられています。

HEREの公式ブログ「HERE 360」

HEREの公式ブログ「HERE 360」

HEREは元Nokia(ノキア、フィンランドの電気通信機器メーカー)の地図事業で、昨年12月にドイツのAudi(アウディ)、Daimler(ダイムラー)、BMWの3社に25億5,000万ユーロで買収されました。3社は将来構想として、車両に搭載されたセンサーから収集したリアルタイムのドライバーデータを、自動運転に応用できる新技術の開発を行っていく考えを明らかにしていました。

アマゾンとマイクロソフトが狙うのは、これらのデータを収集するクラウドコンピューティングサービスの受注だとされています。また、両社は自社のサービスが採用された場合、HEREへの出資も検討しているとのことです。

HEREを買収した当初から、3社はHERE事業におけるパートナー企業を自動車業界内外から積極的に募っていました。自動車メーカーである米国のFord(フォード)やフランスのRenault(ルノー)、部品メーカーのCotinental(コンチネンタル)などが関心を示していると見られています。

アマゾンは今年1月、フォードとの提携を発表し、アマゾンの音声認識/パーソナル・アシスタント機能「Alexa」とフォードの車載情報システム「Sync」を連携可能にする考えを明らかにしています。また、マイクロソフトは「Sync」開発時に協力した実績があるほか、今年4月にはトヨタと共同で自動車のセンサーデータを集約・解析することを目的とした新会社「Toyota Connected(トヨタ・コネクティッド)」を米国に設立するなど、両社は自動車業界への接近を強めています。

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