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阿蘇登山の遭難救助にGPS機能を活用した現在地通報システム

2015年08月28日

熊本県警と県阿蘇地域振興局などは、阿蘇山で遭難した登山者が、スマートフォンのGPS機能を活用して登山ルート上の現在地を確認し、県警に位置情報を通報する救助システムの運用を7月末から開始しました。

このシステムでは、登山者はまず110番通報し、その後、警察官の指示を受けてスマートフォンで県のウェブサイト「阿蘇山登山情報」に接続します。「遭難時現在地通報メール送信システム」の「現在地を熊本県警にメールする」をクリックするとGPS機能で測位された緯度・経度の位置情報が県警に通報される仕組みです。

従来は、登山者から110番通報を受けると、その電波を受信した基地局周辺を捜索する方法をとっていました。ただ、山間部では登山者から10km以上離れた基地局が電波を受信することもあり、実際の位置との誤差が課題となっていました。

新システムでは登山者の位置を数十mの精度で特定できるほか、「阿蘇山登山情報」に掲載された12の登山ルートマップで、自分がルート内のどこにいるかを確認しながら登山することもできます。阿蘇山では毎年数件の遭難事故が起きていますが、今回のシステム導入により遭難防止につながると期待されています。

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