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国土地理院、ビッグデータで登山道を修正した地形図を初公開

2018年03月13日

国土地理院は3月7日、登山者の移動経路情報など位置情報のビッグデータを活用して登山道を修正した地形図を公開しました。

登山者が多い「上高地」と「八ヶ岳」を修正

今回、修正した地形図は「上高地」および「八ヶ岳」の2つの地域です。従来、地形図の登山道を修正するには現地調査など多くの時間や労力が必要でした。しかし、登山者が実際に登山を行って記録したGPSログなどの位置情報をビッグデータとして活用することで、最新の登山道の情報をすばやく反映することが可能となりました。この2地域は、特に登山者が多いエリアであり、大量の移動経路情報を利用することができたのです。

登山道修正範囲

そして、数多くの移動経路情報を集約することで、登山者の移動経路と地形図の登山道が大きく異なる箇所を修正し、これまで反映するのが難しかった登山道の付け替え箇所などを、地形図に正確に反映することが可能となりました。

登山道修正の例
登山道修正の例

昨年12月、ヤマレコ/ヤマップの2社と協力協定

国土地理院は昨年12月、登山者がスマートフォンやハンディGPS端末などによって記録した移動経路情報などのビッグデータ提供に関する協力協定を、株式会社ヤマレコおよび株式会社ヤマップの2社と締結しました。

登山道情報に関する協力協定の概要

今回の登山道の修正はこの取り組みの最初の成果であり、ビッグデータを活用して修正した地形図をウェブ地図サービス「地理院地図」において公開するのは初めてのことです。国土地理院は今後、夏山シーズンに向けて順次、全国の主要な山域の登山道を修正し、より正確な登山道の情報を地形図に表示して公開していく予定です。

参照サイト

※ヘッダの画像はイメージです。本文図版提供:国土地理院