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内閣府がSIP「自動走行システム」の大規模実証実験を来年から実施

2016年12月09日

内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP=Cross-ministerial Strategic Innovation Promotion Program)「自動走行システム」では、産学官の連携により研究開発を進めてきたシステムの実用化を加速するため、高速道路や一般道などの公道での大規模実証実験を来年秋より実施します。

実験の概要は、下記のとおりです。

◇実施時期:2017年9月頃~19年3月
◇実施予定エリア:
・自動車専用道路(首都高や東名、新東名高速道路など約300kmの区間)
・一般道路(東京臨海地域周辺)
・テストコース(一般財団法人日本自動車研究所(JARI)模擬市街地テストコース等)

公道の実交通環境下で技術検証を実施

SIP自動走行システムでは、システムの早期実用化と普及を通じ、交通事故低減や渋滞削減、次世代都市交通システムの実現などを目指し、産学官が共同で取り組むべき共通課題(協調領域)の研究開発を推進してきました。2016年度からは特に重要な5つの技術領域として「ダイナミックマップ(自動走行用の高精度3Dデジタル地図)」、「HMI(Human Machine Interface=人とシステムの間で運転を交代する場合に安全、円滑に行うためのインターフェース技術等)」、「情報セキュリティ」、「歩行者事故低減」、「次世代都市交通」を定め、これらに重点を置いて検討と技術開発を進めてきました。

今回発表された大規模実証実験は、上述の5つの技術領域を中心に、自動車メーカーなども参加して公道の実交通環境下で技術検証を行うことを目的としています。

ダイナミックマップ実証実験

ダイナミックマップ実証実験

HMI(Human Machine Interface)実証実験

HMI(Human Machine Interface)実証実験

情報セキュリティ実証実験

情報セキュリティ実証実験

歩行者事故低減実証実験

歩行者事故低減実証実験

次世代都市交通実証実験

次世代都市交通実証実験

この大規模実証実験を通じ、今後の実用化に向けて技術面・運用面・制度面等の具体的課題を抽出し、さらに海外のメーカーなどにも参加を呼びかけて国際連携・協調の推進に役立てます。加えて、自動走行システムに対する一般の理解促進と社会受容性の醸成につながるようなイベントの開催も検討します。

参照サイト

※ヘッダの画像はイメージです。本文画像:戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「自動走行システム」における大規模実証実験の概要について(2016年11月15日、内閣府資料)より引用