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海外から多くの参加者。海洋大でGNSSサマースクール始まる [レポート1]

2016年08月04日

今年で3年目を迎えるGNSS技術関連の集中講義「Summer School on GNSS 2016」が、8月1日から東京海洋大学 越中島キャンパス(東京・江東区)で始まっています。
東京海洋大学海洋工学部と一般社団法人測位航法学会が主催するこのサマースクールでは、定員40名のうち半数が外国人枠となっており、第一線の専門家による講義でGNSS技術を学べる貴重な機会として東アジア諸国を中心に知られるようになっています。

電子航法研究所の坂井氏による講義

初日のGNSS概説に続き、サマースクールの2日目となる8月2日は、国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 電子航法研究所の坂井丈泰氏による測位演算ソフトウェアについて、90分×4コマの集中講義が行われました。

電子航法研究所の坂井丈泰氏

坂井氏は、GNSSによる測位の原理と測位演算の実際について自作のプログラムを使って詳細な解説を行い、参加者との質疑応答を交わしながら講義を進めました。
最後には「GNSS測位のアルゴリズムやデータ処理のメカニズムを理解し、自身の応用に役立ててほしい」と呼びかけて講義を終えました。

JAXA佐藤氏・小暮氏の講義とデモンストレーション

また、この日の5コマ目では、JAXA(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構)の佐藤一敏氏と小暮聡氏による「みちびき」を使った高精度単独測位のデモンストレーションが行われました。

JAXA佐藤氏の講義

佐藤氏の講義では、衛星可視数が多くなるほど赤く染まる「測位衛星ヒートマップ」が示されました。サマースクールには、この地図で真っ赤に表示されるアジア地域から多くの生徒が参加しています。

JAXA小暮氏のデモに見入る参加者

JAXA小暮氏による高精度単独測位のデモンストレーションに見入る参加者

デモの内容を解説する小暮氏

デモの内容を解説する小暮氏

このサマースクールは、8月6日まで開催の予定です。

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