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オフラインでGPSルート検索可能な海外観光アプリ「HowTravel」

2016年05月18日

スマートフォンにインストールされた地図アプリの拡大縮小機能やルート検索機能を使うには、ネットワーク接続が必要です。日本国内であればパケット定額サービスなどで、どこでもリーズナブルに利用できますが、海外でも同様に使おうとすると、高額な通信費用がかかるローミングサービスか、無料Wi-Fiの使える場所を探す必要がありました。今回はこうした状況に対応可能な、モバイルネットワークに接続しなくてもGPSによるナビゲーションやルート検索機能が利用できる観光マップアプリ「HowTravel(ハウトラベル)」をご紹介します。

観光スポットなど約100万件を登録

「HowTravel」

「HowTravel」

このアプリは、海外観光情報サイト「HowTravel」を運営する株式会社HowTravelがこのほど提供を開始したもので、該当する場所の地図と観光情報をあらかじめダウンロードしておくことで、オフラインのままGPS機能やルート検索機能を利用して観光情報を楽しめます。ベースとなる地図データは、オープンソースプロジェクトである「OpenStreetMap」の地図を利用しています。
現在は世界の370都市に対応しており、約100万件の宿泊、飲食、交通機関、観光スポットなどの位置情報が登録されています。ホテルやツアーについては「Booking.com」や「VELTRA」などのパートナーサイトにアクセスして予約できます。観光マップ上でホテルを探せるので、観光したい場所にある便利なホテルを簡単に予約できます。また、登録されていないスポットも自分で登録することで、観光ルートにあったオリジナルのマップを作成できます。

Androidに加え、iOS版も提供予定

キャプチャ画像

「HowTravel」ウェブサイト

HowTravelはウェブサイトで現地在住者が執筆した観光情報を提供しており、アプリでも5,000件の詳細情報を提供しています。特に主要37都市については紙のガイドブック以上に詳細な情報を提供しています。動作環境は、現在はAndroid 4.2以上ですが、2016年9月頃にはiOS版も提供される予定となっています。

参照サイト

※ヘッダの画像はイメージです。本文画像提供:株式会社HowTravel

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