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「サイレントログ」で生活記録に位置情報を追加する

2016年01月23日

健康管理のため、物忘れ防止のため、思い出を記録するためなど、理由はさまざまですが、毎日の行動記録を残している人は多いもの。カメラや歩数計として活用できるスマートフォンは有用なツールですが、そのままの情報では「どこで何をしたか」がわかる行動記録としては不十分です。レイ・フロンティア株式会社のiPhoneアプリ「サイレントログ(Silentlog)」は、スマートフォンの保存データに時刻と位置情報を連動させることで、手間をかけずに「日々の記録」として残してくれるライフログ・アプリです。

歩数や写真を、時刻/位置情報と連動させて記録

「サイレントログ(Silentlog)」

「サイレントログ」の画面例

基本機能として、iPhoneに「サイレントログ」をインストールすれば、あとは常にiPhoneを携帯するだけで、位置情報と移動手段、移動経路、歩いた歩数が自動で記録されます。写真を撮影すると、時刻と位置情報がひもづけられ、時間軸に沿ってまとめられます。何もしなくてもタイムライン形式で写真付きの行動記録が自動作成され、いつでも自分の行動を振り返ることができます。作成した記録には後からメモを追加することも可能です。

具体的な画面例(3点)

具体的な画面例を見てみましょう。歩いた距離、時間、歩数、位置情報や滞在時間が自動で記録されます(=左画面)。タイムラインモードでは、撮影した写真が時刻順に並びます(=中央画面)。また、iPhoneの「3D Touch」機能に対応しており、ホーム画面でアプリのアイコンを強く押し込むと、今日の記録・昨日の記録・先週末の記録がタイムラインで確認できます(=右画面)。Apple Watchに公式対応しており、現在の記録を確認したり、過去の記録を振り返ったりも簡単に行えます。

また、ライフログアプリで気になるのが、常に位置情報を取得するためにバッテリーが早く減ってしまうことです。最新のバージョンアップで、位置情報の取得頻度を減らす「バッテリー優先モード」や、同じ場所に滞在している時に位置情報の取得頻度を減らす「滞在時節約オプション」が追加され、従来に比べて50%以上のバッテリー消費量を改善しました。

今後は、移動情報のさらなる精度改善に取り組み、準天頂衛星システム「みちびき」にも可能であれば対応していく意向です。「GPSの精度改善とiOSを含めたスマートフォンでの活用に期待しています」(レイ・フロンティア社)とのことです。

「記憶を呼び覚ます」アプリで、過去を新たな体験に

「サイレントログ」公式サイト

「サイレントログ」の公式サイトには、アプリ紹介動画のほかに「サイレントログの目指す未来」と名付けられた約1分の動画が公開されています。

その動画では、ある日訪れた場所でサイレントログから届いたメッセージに「過去の自分がここを訪れた時、何を感じたのか」が書かれています。いつかの未来に、自分の過去の記録を見返して懐かしむだけでなく、アプリからの通知によって忘れていた記憶を呼び覚まされるのは「新たな体験になる」というわけです。

「旅行」や「子どもが生まれた」といった人生の大切な瞬間の、大切な記憶をいつでも振り返れる環境の素晴らしさを多くの人に伝えたい。日記やログ管理の面倒さを改善することで、想い出の価値を世界中の人に体験してほしい。サイレントログには、そんな思いが込められています。

開発元のレイ・フロンティア社によれば、アプリ利用者の約半数を40歳以上が占め、「現代の万歩計」としてさまざまな楽しまれ方をしているとのこと。「日記帳のように自分の行動を思い返せる」「(友人と)見せ合い、歩数を比較するのも楽しい」「記録したい時にはその瞬間は終わっている。このアプリのおかげで、日常の積み重ねを感じられる」といった声が寄せられているそうです。

※ヘッダ・本文画像提供:レイ・フロンティア株式会社

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