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DeNAと神奈川県タクシー協会がタクシー配車アプリの実用実験

2017年10月20日

スマートフォン内蔵の衛星測位機能を活用して、アプリでタクシーの位置をリアルタイムに把握し、スムーズに配車を依頼できるサービスが全国に広がりつつあります。
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が提供するタクシー配車アプリ「タクベル」も、そうしたタクシー配車アプリの一つです。同社は、横浜市と一般社団法人神奈川県タクシー協会の協力のもと、横浜市の限定エリアを対象にしたタクベルの実用実験を10月末まで実施しています。

タクシーの位置を把握し、スムーズに配車依頼

メイン画面

メイン画面

目的地を検索

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タクベルは、タクシーの配車を行えるサービスで、乗客はアプリで予想到着時間を事前に確認した上で、指定の場所へタクシーの配車を依頼できます。
アプリでは、周辺を走行中のタクシーが可視化されて表示されます。さらに、迎車地点で乗客と乗務員が効率よく出会えるように、お互いの現在地を確認できる機能や、定型メッセージを送り合える機能なども実装しています。
決済方法は、ネット決済と車内決済から選択でき、事前にクレジットカード登録を行うネット決済を選んだ場合は、降車時にスムーズな支払いが可能となります。

車両到着のお知らせ

車両到着のお知らせ

ネット決済による支払い

ネット決済による支払い

この実験の目的は、乗客と乗務員による実利用を通じてサービスの課題を明らかにし、実用性の高いサービスに繋げることです。横浜市の中区、西区およびJR横浜線沿線(東神奈川~長津田)周辺のエリアを対象に、乗務員専用端末を搭載したタクシー約200台が走行しています(1日に走行する車両は100台程度)。アプリはApp Storeから無料でダウンロードできます。

DeNAは、神奈川県内において来年(2018年)1月以降の実用化を目指しており、他県にも順次導入して、将来的にはタクシーと乗客のマッチングを効率化し、乗りたい時にもっと早くタクシーが見つかる環境を目指すと共に、タクシーの新たな需要を掘り起こすことで、さらなる深刻化が想定されるタクシー乗務員の労働力不足の課題解決に貢献したいとしています。

参照サイト

※ヘッダおよび本文画像提供:株式会社ディー・エヌ・エー/一般社団法人神奈川県タクシー協会

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