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ベトナムのコクヨ子会社が、GPSで位置情報を管理するMDMサービス導入

2017年05月20日

企業の営業活動の効率化を図る上で有効なのが、営業担当者の位置情報の管理です。MDM(=Mobile Device Management、モバイル端末管理)の開発やサービス提供を行うBizMobile株式会社が提供するクラウドサービス「BizMobile Go!」では、営業スタッフ一人一人がスマートフォンを持ち、GPSを利用して位置情報を取得することで、営業活動の状況を簡単に把握することができます。

同社は5月15日、コクヨグループのベトナム子会社であるコクヨベトナムトレーディング株式会社がこの「BizMobile Go!」を新たに導入したと発表しました。コクヨベトナムトレーディングは、2010年にベトナム国内においてノートの販売強化を目的に設立された企業で、現在はハイフォン、ハノイ、ホーチミンなどを中心にベトナム国内の取引先に対して約60名のスタッフが営業活動を行っています。

支給したスマホの所在地を地図上で簡単に把握

BizMobile Go!のGPS管理画面(地図:OpenStreetMap contributors)

BizMobile Go!のGPS管理画面(地図:OpenStreetMap contributors)

これまでコクヨベトナムトレーディングでは、営業担当者が単独で出張する場合、予定していた客先を訪問したかどうか、営業担当者ごとに行動を確認するのが難しいという課題があり、その解決のため、GPS機能を搭載したスマートフォンを会社が支給することにしました。導入したスマートフォンはLenovo製のAndroidスマートフォンで、1台につき約80ドルの比較的安価な端末です。これにより同社は、BizMobile Go!を活用してスマートフォンの所在地を地図上で簡単に把握することが可能となりました。

GPS管理画面

BizMobile Go!のGPS管理画面(地図:OpenStreetMap contributors)

また、BizMobile Go!を導入したことで、位置情報を管理できるようになっただけでなく、移動中の長距離バスの中でメールをチェックすることができ、業務連絡へのレスポンスも早くなりました。さらに、同時に導入した営業管理ソフトを使って、社員が日報をいつでもどこでも提出できるようになり、仕事の効率が大幅に向上しました。

BizMobileは現在、国内だけでなく、アジア・パシフィック地域を中心とした海外にもクラウドサービスを展開中です。

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※ヘッダの画像は、イメージです。本文画像提供:BizMobile株式会社

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