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桐生市を舞台にしたスマホ用GPSゲームアプリと観光ガイド

2017年01月26日

群馬県桐生市は、地元出身のゲームクリエーターが創設したベンチャー企業を中心とした地域の連携体制の中で、位置情報ゲームアプリ「2116 feel and color ~それでもここにいる理由~」の提供を開始しました。スマートフォン内蔵の衛星測位機能などを活用した「ポケモンGO」が人気を呼んでいますが、こうした位置情報ゲームを地方創生や観光振興に役立てるため、同市がスマートフォンを使って開始した新たな試みです。

▽2116 feel and color

── 近未来を舞台にした探索型ゲーム

「2116 feel and color ~それでもここにいる理由~」

アプリは、国の地方創生加速化交付金を活用した戦略プロジェクトの一環として、桐生市出身ゲームクリエーターである殿岡康永氏が代表を務める株式会社ニュートロンスターを中心に、NPO法人や商工会議所、商店街関係者、IT関連企業などの連携・協力による体制の中で提供します。
内容は、ユーザーがスマートフォンを持って市内を歩き、街中に設置されたセンサーと反応することでストーリーが進行する街探索型ゲームです。近未来を舞台にした実写映像や、プロジェクションマッピングの技術を使った体感ゲームなど、街歩きをしながらユニークなコンテンツを楽しむことができます。iOS/Android向けで、App StoreまたはGoogle Playから無料でダウンロードできます。アプリの利用期間は2017年3月31日までとなります。

▽桐生市観光ガイド

── 市内観光の3コースを紹介するガイドアプリ

「桐生市観光ガイド」

また、桐生市はこのゲームアプリとは別に、市内の観光コースを紹介するiOS/Androidアプリ「桐生市観光ガイド」の提供も開始しました。ガイドに含まれるコースは3つ。「桐生の織物産業の歴史と今を体験するコース」「新しさ×レトロな話題スポットを巡るコース」「大正・昭和の貴重な歴史写真から巡るコース」の3コースを紹介するほか、店などのクーポンも入手できます。

桐生の織物産業の歴史と今を体験するコース

1)桐生の織物産業の歴史と今を体験するコース

新しさ×レトロな話題スポットを巡るコース

2)新しさ×レトロな話題スポットを巡るコース

大正・昭和の貴重な歴史写真から巡るコース

3)大正・昭和の貴重な歴史写真から巡るコース

桐生市は、これら2つのアプリを提供して、桐生市の魅力を体験してもらうための観光インフラを構築し、観光振興に役立てると共に、人々が商店街を回遊する仕掛けを作ることで、街の賑わいを創出することを目指しています。

※ヘッダの画像は、イメージです。本文画像提供:桐生市

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