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花火の見え方をスマホで事前確認できる「AR花火スコープ」

2016年07月25日

衛星測位によって得た位置情報をもとに、スマートフォンで撮影したカメラに映像を重ねて合成表示するAR(Augmented Reality、拡張現実)技術を効果的に使ったアプリとして、株式会社キャドセンターが「AR花火スコープ by HaNAVI」2016年度版の提供を開始しました。(対応はiOS及び近日公開するAndroidで、App StoreまたはGoogle Playから無料でダウンロードできます。)

「AR花火スコープ by HaNAVI」

実写映像に花火のCGアニメを合成

「AR花火スコープ by HaNAVI」は、スマートフォンのカメラを通した実写映像に、花火の打ち上げイメージをCGアニメーションで合成表示するアプリです。スマホ内蔵の位置情報をもとに、各地の花火大会ごとにどの方向にどれくらいの高さで花火が見えるかを推測できます。これにより、事前に観覧場所を検討したり、お気入りの場所からどのように見えるかを確認することが可能です。

「AR」画面

「AR」画面

「MAP」画面

「MAP」画面

アプリの表示は2画面構成で、まず「AR」画面では、衛星測位によるユーザーの現在位置や花火大会ごとの打ち上げ位置、及び花火のサイズ情報をもとに、CGアニメーションの位置や大きさ、高さが変化するため、現在位置から花火がどのように見えるか、おおよその見当を付けることができます。
「MAP」画面では、ユーザーの位置は地図の中心に配置され、カメラの向いている方向と範囲が地図上に示されます。選択中の花火大会は赤いマーカーで表示されています。地図を拡大縮小・スクロールして、ユーザーの位置を移動させることが可能です。なお、同アプリの花火の打ち上げ位置は、主催者の事前発表、又は株式会社キャドセンターの独自調査に基づいた推定位置を採用しています。

投稿した花火情報を共有する新サイト「HaNAVI」

「MAP/AR」画面

「MAP/AR」画面

2016年度版では、全国47都道府県の400カ所以上に上る花火大会のデータを掲載しています。現在地周辺や開催場所、開催日から目的の花火大会を検索できます。
さらに、今回のアップデートでは、ARによる花火画像をキャプチャして、その画像をシェアする機能が搭載されました。同社が運営する花火情報投稿サイト「HaNAVI」に投稿できるほか、LINEやFacebook、TwitterなどのSNSでシェアすることができます。

この花火情報投稿サイト「HaNAVI」は、事前に現地に行けないような遠く離れた大会のベストスポットを探す時に、他のユーザーがAR花火スコープで撮った画像を閲覧するためのウェブサイトで、7月下旬に公開される予定です。

参照サイト

※ヘッダの画像はイメージです。本文画像提供:株式会社キャドセンター

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