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ドコモ、LTE対応の通信型ドライブレコーダーを法人向けに提供

2017年05月01日

運転中の映像を記録できるドライブレコーダーを業務用車両に搭載する企業が増えています。ドライブレコーダーには衛星測位機能を搭載している製品も多く、最近では事故時の映像を記録するだけでなく、内蔵したGPSの位置情報と組み合わせて安全運転支援に役立てるサービスも増えてきました。

株式会社NTTドコモの「docoですcar Safety」もその一つで、通信型ドライブレコーダーやスマートフォンで取得した安全運転記録をクラウドで一元管理し、事故の低減や燃費削減などに役立てられるクラウド型の安全運転支援サービスです。NTTドコモは、この「docoですcar Safety」で使用可能な法人向けの通信型ドライブレコーダーTMX-DM02Aを、4月10日から提供しています。

LTE通信機能を備えたドライブレコーダーTMX-DM02Aの外観

LTE通信機能を備えたドライブレコーダーTMX-DM02A

衝撃を検知すると、自動的に映像をアップロード

TMX-DM02Aは、受信時最大150MbpsのLTE通信を行え、急ハンドルや急ブレーキなど事故相当の衝撃を検知すると、前後10秒の映像を記録し、自動でリアルタイムにクラウド上にアップロードできます。内蔵GPSを利用して運転中の走行速度を記録できるほか、運転開始から終了までの1分ごとの走行履歴を管理者側PCの地図上にマッピングしたり、運転ごとに発生した危険挙動を地図上に表示することもできます。

サービス利用イメージ

サービス利用イメージ

これにより、運行管理者はドライバーの運転状況を管理できるほか、事故などが起きた場合も速やかに状況を把握できます。たとえば荷物の運送中に事故が発生した場合、衝撃を検知して事故時の映像をアップロードすることにより、管理者は迅速に事故状況を把握し、運転者への事故対応の指示や荷主への連絡、代わりの車両の手配などを速やかに実施できます。

このほか、カメラを用いたレーン片寄りや車間距離の検知、ドライバーへの通知を行い、事故防止に役立てることもできます。さらに運転データをクラウド上で収集し、日常の運転習慣を解析・評価してドライバーへの運転指導に役立てることもできるため、ドライバーの運転技術の向上につながり、事故やヒヤリハットの削減が期待できるとしています。

参照サイト

※ヘッダの画像は、イメージです。本文画像提供:株式会社NTTドコモ

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