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マップでリアルタイム情報が得られる街歩きアプリ「PASS」

2017年07月25日

スマートフォン内蔵の衛星測位機能は、ユーザーが自分自身の現在地を確認すること以外にも、さまざまな用途に活用されています。たとえば株式会社ドリコムが昨年から提供しているiOS/Androidアプリ「PASS(パス)」もその一つで、位置情報を活用して、マップでお得クーポンやリアルタイム情報を得ながら、街歩きを楽しむことができます。

「PASS」の画面イメージ

店舗やイベントの情報をマップ上に表示

PASSでは、イベント開催時に店舗情報やレポーター情報がマップ上に表示され、リアルタイムでイベントの詳しい情報を見ることができます。また、PASSを片手に歩いていると地図上に「たまご」が出現し、近づいてタップするとさまざまなクーポンを取得でき、宝探し感覚で街歩きを楽しむことができます。
また、友だちとグループを作り、マップ上でチャットしながら、「今」「どこで」「誰が」「何をしているか」が分かる機能があり、友だちの状況をリアルタイムにひと目で把握でき、ライブ感のあるコミュニケーションが可能となります。
登場するアイコンは、自分の顔写真にさまざまなキャラクターの“着ぐるみ”を組み合わせることができ、多彩なデザインを楽しめます。着ぐるみを変えるだけで自分の気分や状況をスタンプ感覚で友達に伝えられ、近場で仲の良い友人と合流する時や、旅行中の自由行動や集合時などに便利に活用できます。

マップ上でチャットしながら友だちの状況を把握できる

マップ上でチャットしながら友だちの状況を把握できる

位置情報を知らせたくない場合は非表示も可能

マップ別またはグループ別に位置情報を公開するかどうかを選択でき、位置情報を自動的に非公開に切り替える「プライバシーエリア」の設定も可能です。さらに、マップの好きな場所を長押しすれば、その場所に自分を固定させられる「ワープ機能」も搭載しています。こうした機能を活用して、自宅周辺など、位置情報を知らせたくない場合には、自分の位置を隠すことができます。

グループ別の位置公開ON/OFF(左)、プライバシーエリア設定(中)、ワープ機能(右)

グループ別の位置公開ON/OFF(左)、プライバシーエリア設定(中)、ワープ機能(右)

渋谷で開催中のアートイベントとコラボ

このアプリは、7月31日まで東京・渋谷区で開催されているアートイベント「SHIBUYA PIXEL ART 2017」の公式ガイドマップアプリとしても利用されています。会期中は、国内外で活躍する8人のアーティストが描くピクセル八福神が街の至るところに出現します。
参加者は、各施設で販売される御朱印帳を購入し、渋谷駅と原宿駅を8の字に描く「SHIBUYA 八福神」をまわり、御朱印帳に八福神のスタンプやアーティストのサインを集めながら、街歩きとアートラリーを楽しむことができます。

八福神アートラリー会場の情報を表示

八福神アートラリー会場の情報を表示

株式会社ドリコムは、今後「PASS」上でさまざまな企業とコラボレーションして、人々に「便利」を届ける取り組みも進めていく方針です。オリジナルの着ぐるみや移動サンプリングのキャンペーン、地域活性化を目指す地方自治体と観光資源を使った移動スタンプラリーなどのイベント、バスやタクシーといった交通情報の可視化、英会話講師やネイルアーティストなどの個人事業主とユーザーをマッチングさせる事業など、移動情報を活用した多岐にわたるビジネス展開を視野に入れているとのことです。

参照サイト

※ヘッダの画像はイメージです。本文画像提供:株式会社ドリコム

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