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凸版印刷が店舗射程圏内ユーザーを誘客する「ココチラ」を提供

2016年09月04日

凸版印刷株式会社は、同社が運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」において、スマートフォンが取得したユーザーの位置情報に合わせて店舗がタイムリーに誘客コンテンツを配信できる新サービス「ココチラ」を今後順次、提供します。
スマートフォンに搭載された衛星測位機能は、店舗のコンテンツ配信にも活用されています。このサービスでは、店舗近くや最寄り駅周辺などでユーザーの位置情報をもとにクーポンや特売情報などを最適なタイミングで届けて、効果的に来店を促進します。対応はパソコン、携帯電話やデジタルテレビ、スマートフォンやタブレット端末のiOS/Androidで、App Store/Google Playから無料でダウンロードできます。

ユーザーの現在地に合わせてコンテンツを通知

「ココチラ」概要(凸版株式会社のニュースリリースより抜粋)

Shufoo!は、店舗のチラシをユーザーに配信する小売流通企業向け電子チラシサービスです。このサービスではこれまで、さまざまな店舗の商圏内で暮らすユーザーに対して毎日決まった時間に買い物情報を配信してきました。今回新たに提供開始するココチラは、従来のサービスに加えて、店舗にとっての射程圏内に入ってきたユーザーを誘客します。ユーザーの位置情報をもとに、店舗の特売情報をタイムリーにプッシュ通知する仕組みです。
射程圏内でのユーザーの滞在時間に応じて、プッシュ通知のタイミングを設定したり、コンテンツの出し分けを設定したりも可能です。また、店舗内にビーコン端末を設置して、情報接触したユーザーが来店したかどうかの効果測定も行えます。

サービスの仕組み図1

サービスの仕組み

サービスの仕組み図2

このサービスを利用すれば、従来の販促施策ではアプローチしづらかった自店舗の最寄り駅や周辺施設などの潜在顧客に対し、タイミングよくコンテンツを配信できます。そして、潜在顧客の行動を変え、自店舗に呼び込むことが期待できます。

商圏が広い小売流通企業や飲食チェーンを想定

具体的な利用シーンは、「店舗周辺にいる人にタイムセール情報を配信し、店の前を素通りする人を呼び込む」、「ショッピングモール内の別の店にいる人に割引クーポンを配信し、他業態店舗での買い物客を呼び込む」、「勤め帰りの人に惣菜の出来たて情報を配信し、店の最寄り駅や最寄りのバス停付近にいる人を呼び込む」といった使い方です。
サービスの想定ターゲットは、総合スーパーやショッピングモール、百貨店、ホームセンターなど商圏が広めの小売流通企業や、非計画来店の多い飲食チェーン企業などです。同社は2016年11月末まで本サービスの無料トライアルキャンペーンを実施しており、それ以降に有償化します。有償化後は通知量に応じた従量課金制を想定しており、1プッシュ通知ごとに10円となる予定です。トライアルキャンペーンには、イオンリテール株式会社、株式会社イトーヨーカ堂、株式会社近鉄百貨店、DCMホールディングス株式会社、株式会社東急ハンズ、株式会社ヤオコーなどが参加を予定しています。

参照サイト

関連情報

※記事中の図版提供:凸版印刷株式会社

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