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外国人観光客向けアプリ「静岡伊豆ドリームナビ」などで実証実験

2017年03月08日

I Loveしずおか協議会、美しい伊豆創造センター、伊豆地域インバウンド交通連絡協議会、NTT西日本 静岡支店の4社・団体は、静岡県内の富士山静岡空港(牧之原市)から伊豆半島にかけてのエリアをモデルルートに設定し、ICTの活用により外国人観光客の旅行をより快適に、より楽しくする実証実験「ICTを活用した広域観光連携トライアル」を3月30日まで実施しています。

今回設定された2つの観光モデルルート(イメージ図)

モデルルートのイメージ図(提供:I Loveしずおか協議会、地図出典:http://www.freemap.jp/)

この実証実験は、モデルルート上におけるICTによる外国人観光客の周遊・消費・情報発信促進を目的としたもので、スマートフォン/タブレット向け専用アプリ「静岡伊豆ドリームナビ」や、店舗に設置して多言語で商品情報の提供などを行うサービス「QR Translator」の提供、SNSを活用したフォトコンテストなどを行い、効果を測定します。

モデルルート上の観光情報を発信するアプリを提供

ここ数年、スマートフォンの衛星測位機能を活用した観光アプリが各地で提供されていますが、この実証実験で使われているアプリ「静岡伊豆ドリームナビ」もその一つ。観光地や店舗情報の掲載、スタンプラリー、AR写真撮影など、モデルルートを観光する上で必要かつ便利な情報・機能を提供します。ルートの見どころや、交通機関の情報が分かるため、外国人観光客は自分のペースで観光することが可能となり、スタンプラリーやAR写真撮影によってモデルルートをさまざまな形で楽しむことができます。

アプリのキャプチャー画面

「静岡伊豆ドリームナビ」の画面イメージ(提供:ナカシャクリエイテブ株式会社)

実証実験では、「静岡伊豆ドリームナビ」や「QR Translator」、フォトコンテストの利用結果や、アプリを通じて収集したデータなどをもとに、外国人観光客の行動実態の収集・解析も行います。行動データを多面的に分析することで、外国人観光客の行動実態を定量的・客観的に把握することが可能になります。また、これまで自治体や地域が取り組んできた観光施策の効果を把握できるほか、今後の観光戦略の立案に役立てることもできます。

※ヘッダの画像はイメージです。本文画像提供:I Loveしずおか協議会、ナカシャクリエイテブ株式会社

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